最初に
今回はゲーム編歴が間に合わなかったのでストックしてた念願のすれMiiの有料追加ソフトの1つサクッと食堂です。
内容もあっさりなんでサクッと書けました!私にしては短いよ!やったね!
はじめに
本作は「すれちがいMii広場」の2016年9月2日のアップデート有料追加のあそび第3弾で追加されたサクッと!シリーズの3つ目の作品だ。
ジャンルは食堂経営シミュレーション。
タイトル通り「すれちがいMii広場」の最初から遊べるあそびのすれちがい伝説と関係がある。本作単体で遊ぶ人でも楽しめる(そもそも本作単体で遊ぶもの好きはそうそういないと思われるが)。
サクッと!シリーズとは?
すれちがいMii広場の有料遊びの第3弾として2016年9月2日に配信開始された5つの遊びのこと。
今までの追加有料遊びと違うのは、短時間でそれこそサクッと終わることに主を置いたゲーム群だからである。
これは今まで追加された有料遊びの中には1つの遊びを終わるまでに結構な時間がかかるものもあったため、それらを反省材料として制作した結果なのだろう。
あらすじ
これはすれちがい伝説で勇者たちを裏から支えていた城下町のとある食堂の物語だ。
魔王のせいで国が混乱している最中、シェフが逃げてしまったので新たなシェフに任命されたプレイヤーは食堂の見習いと一緒に勇者たちの満足する料理を日夜作っていくのであった。
概要&システム
勇者たちが食材を持ってきて、注文された料理を貰った食材から適切なものを選んで料理を作る。食材はMiiの色に対応している。例:赤、牛肉、紫、キノコなど。
プレイヤーがすることは料理に必要な食材を選ぶだけ未発見の料理だとヒント出してくれる他、レシピもすぐ見直せる。
最低限必要な食材を選べないと中途半端な料理になり評価は微妙になる。
その料理に入れてはならない食材を使うと「でたらめ料理」になり評価は最低になる。
正しい組み合わせの食材を選ぶと成功となり、高評価になる。
正しい組み合わせにしたうえで使う食材を+1使うと大盛り料理となり、最高評価になる。
勇者たちの要求する料理が作れそうにない時は「オーダーを変更する」で作成する料理を別のものにすることができる。
その場合、最初からレシピ登録されている○○ディッシュなどが選ばれ、料理を確実に作れるが、大盛り料理は作れず評価は中間となる。
料理の評価がそのまま勇者たちが伝説を進める力となる。
伝説の進み具合は勇者たちが出立後、伝書鳩が運んでくる新聞になって確認できる。
料理の研究 夜できること
昼間に勇者たちをもてなす時に使わなかった食材は冷蔵庫と一時保存エリアに保存される。
冷蔵庫には最大5つまで食材をストックでき、料理の研究や次回プレイ以降の勇者たちの注文にも使える。一時保存保存エリアの食材たちは夜が明ける=次の勇者たちが食堂にやってくる時に腐って無くなってしまう。
夜の間にそれらの余った食材を利用して料理研究を行い、食材を使用していくと、無駄にならずに済む。
具体的には「自由に作る」「注文料理をつくる」「目指せ!絶品料理」「食材を追加する」の項目がある。
・「自由に作る」
余った食材から自由に料理を作れる。失敗はしない。ただし、正確な料理のレシピ通りの食材を指定しないと作れない。
当てはまるレシピの無い組み合わせを選ぶと選ばれた食材に一番近い○○ディッシュの料理が完成する。
序盤はここで適当な組み合わせで料理を作っていくだけでレシピが埋まっていく。
・「注文料理を作る」
勇者から注文された料理が完成してない時にここで作ることができる。
・「目指せ!絶品料理」
レシピに登録された料理が完成してない時にここでどの食材が正解なのか追及することができる。
・「食材を追加する」
冷蔵庫の管理ができるほか、ゲームコインを使えば食材をランダムに補充できる。
ちなみに食材は赤がビーフ、黄緑がサーモン、水色がマグロ、ピンクがポーク、緑がトマト、黄色がチキン、紫がキノコ、黒が小麦粉、白がライス、茶色がじゃがいも、青がオニオン、オレンジが卵となっている。
レシピ帳
作った料理はレシピ帳に登録される。
レシピは「完成レシピ」「登録済み」「すべて」「研究中レシピ」に分類される。
完成レシピはスティックで回転させて様々な方向から眺めることができる。
大盛りを作ったことのある料理なら大盛りバージョンも確認できる。
細かいこと
勇者たちはすれちがい伝説で実際に通るルートを進んで行き、すれちがい伝説1をクリアしたあとはすれちがい伝説Ⅱを攻略していく。
良い点
・ゲームとしてはかなり気楽
アクション要素や深く考える必要はないため、ゲームが苦手な人にもおススメがしやすい。
しかもすれちがいMii広場を深く遊んでいる人は大抵、無料のすれちがい伝説をプレイしている可能性が高く、その繋がりを楽しめるのもあり、サクッと!シリーズでは一番おススメと言っても過言ではない。
・料理のバリエーションの多さ
一部ディッシュシリーズでもないのに肉と鮭のグリルと焼いただけのものからドリア、ハンバーグなどと言った日本でも定番のもの、エッグタルトやプリンと言ったデザート、そして鶏肉を入れて炒める米料理のジャンバラヤ、ポテトを使ったチェコの伝統料理のブランボラチカなど各国の料理も作れる。
など実は蓋を開いてみると料理のバリエーションが豊富だ。
そのため、世界の料理の知識も少し身に付く。
・大盛り料理のインパクト
今作で一番推したいポイントが大盛り料理のインパクトだ。
いわゆるデカ盛りを想像すると早い。
だが今作がゲームならではの現実では絶対にこんな盛り方しない、そして何人前やねんというツッコミ待ちの盛り方が多くて見た時の衝撃と思わずこぼれる笑いが止まらない。
大きな器にこんもりと載せる定番の盛り方からタワー化しているものもある、そもそも器ごと大きいものや深いものになっているのだが。
一部の大盛り料理はは切り身や野菜のカットが丸ごとになっている。食べるとき顎が外れるのではなかろうか。
例を挙げると、ビーフパイの大盛りは最早3段重ねのケーキかという見た目になっている。
他に餃子に至っては蒸し、焼き、水餃子をコンプリートしている。
どこをどういう発想したらこんな盛り方を思いつくのが不思議でならない。
どの料理の大盛りも何かしらのインパクトを与えるために盛り方を考えられている。
しかもこのインパクトの強い盛り方がディッシュシリーズ以外の完成品料理全てに用意されているのである。最早芸術の域である。
古今東西の料理の見た目に凝っているゲームにも引けを取らないため、総じて見て楽しめる。
・ゲームコインのごり押しがきく
すれちがいシリーズは同じ人とすれちがった回数やすれちがった相手が同じあそびを買っているかによって良くも悪くも有利不利になるシステムあそびによってはある。
だが、サクッと!シリーズ全般に言えることだがそのようなすれちがい環境に左右されることなくプレイできるのが利点とも言えるのだ。その分繋がりは薄く思えるのだが。
念のため断っておくが、先述したすれちがい環境によって有利不利になるシステムはすれちがいの機能を活かしたものでもあったので一概に悪い機能とは言えない。
気になる点
・レシピが埋まっていくと新たなレシピが入手しにくい
勇者の注文は持ってきた食材を使用するレシピが選ばれる傾向が強いため、レシピが埋まってくると新たなレシピが欲しいのに中々貰いにくい傾向があった。
もちろん手探りで料理の研究中に探すこともできるが、料理のバリエーションが料理の知識に明るくないと気づきにくかったり食材の組み合わせが全く同じものでも別々の料理が作れたりするため気づきにくかった。
おまけにレシピのリストの並び替え機能も無いうえにレシピの並び規則が分らなかったため、残りのレシピを埋める予想がしにくかった。
すれちがった相手が同じく今作をプレイしているならまだ無いレシピのヒントをくれるなどの救済措置があってもよかったのでは無いだろうか。
おわりに
先述もしたがすれちがいMii広場の遊びの中では無料のすれちがい伝説との繋がりがあり、なじみ深いプレイヤーも多い&特別なアクションなども必要ないので気軽にプレイできるという点でサクッとシリーズの中では一番おススメだ。
すれちがい伝説の裏ではこんな話があったのかと胸を膨らませつつ世界各地の料理とその大盛りのインパクトを見てちょっとした世界旅行に思いをはせるのもありだろう。
配信日:2016年9月2日
値段:単品306円(税込み)、まとめてパック912円
販売:任天堂
開発:PROPE
参考文献
すれちがいMii広場(サクッと!勇者食堂)|ニンテンドー3DS|任天堂 https://www.nintendo.co.jp/hardware/3dsseries/miiplaza/yushashokudo/index.html(最終閲覧日:2021年9月27日)
付記
プレイ時間:不明。強いて言うなら数時間~10数時間
初起動日:2016年12月23日くらい
購入動機:すれちがいMii広場のあそびは一通り気になってたのでまとめてパックで購入した。
シリーズプレイ歴:すれちがいMii広場の無料&有料コンテンツは全て購入済みかつプレイ済み。
あとがき
やっとすれちがいシリーズ久しぶりに書けましたね、次はいつなんかな。
あと書いといてなんですがあらすじ部分は記憶がもうあやふやなので間違ってる部分もあるかも。助手君の名前も分からないので。情報あればお待ちしてます。
本文内にも書いてるけどサクッとシリーズの中では一番おススメ出来ます!
あとのも楽しめるけどバランス取りが雑なのが気になる人は気になるかも。