はじめに
つい最近3作コンプリートしましたので。
ふと今のうちに書いといた方がいいかと思いまして。
3月末には販売実質終わっちゃうんですよ!
今回はざっくりと書いてきます。
というか思い入れが強いんで補正が強いです。
基礎情報
64で発売された「スーパーマリオ64」、GCで発売された「スーパーマリオサンシャイン」、そしてWiiで発売された「スーパーマリオギャラクシー」の3Dマリオシリーズの3作をまとめたリマスター版となってる。
ゲームそのものは原作からそのままの移植所謂ベタ移植となってる。
スイッチでも遊びやすいように改良されている。
具体的にはサンシャインでは画面費が4:3から16:9に変更されたり、ギャラクシーでは2Pのアシストプレイにも対応してる。
他サウンドトラック機能が収録された。
画面を消して曲だけ聞ける画面オフ再生にも対応。
各作品のBGMを余すことなく堪能できる。
またアップデートでカメラのリバース操作に対応し、サンシャインのみTVモード限定だがGCコントローラーでの操作にも対応するようになった。
3Dコレクションとしての魅力
・ リマスターで画質アップ
64の文字とかかなり綺麗になってて比較しやすい。
どの作品もより鮮やかに。
ギャラクシーとサンシャインはこの恩恵が強い。
・サントラ機能
64とギャラクシーはサントラそのものはあったものの現在は入手困難&サンシャインに至ってはそもそもサントラが無かったのでこの恩恵はかなり大きい。
起動も早いし画面オフ機能にも対応してる。
クリア特典とかじゃなくて最初からどの作品も全曲聞けるのもまたポイントよね。
サンシャインのサントラ出してほしかったし、ギャラクシーのは1枚目だけしか持ってなかったからありがたさ限界突破。
このサントラ機能だけでも買う価値がある。
・HD振動の多様さ
あんまり触れられてないけどかなり細かいとこでも振動するんですよ!
どの作品でもかなり細かいところまでHD振動が対応してる。ムービーだろうが操作中だろうがお構いなし。
ホントかなり細かいし全部気づこうとするとキリが無いけど誰かまとめてほしい(やれ)。
・セーブ&ロードが早い
起動時そして中断してタイトル選択に戻るときのレスポンスが早い。
ゲーム中のテンポもそのままで近年のゲームよりテンポいいんじゃないかな。
おかげで3作同時進行もしやすいよ。
・プレイスタイルにも柔軟に対応している
感覚麻痺ってるけどそもそもTV無しで据え置きゲームプレイできるのって偉大ですね!(携帯モード9割なもので)
ギャラクシーでもポインターが必要なところはタッチ操作に対応したり、スピンはリモコンで振るだけでなくYボタンでもできるようになったり。
あとアプデでサンシャインはGCコンに対応は流石におったまげた(TVモードのみとは言え)。
・操作説明すぐ見れる
電子説明書で説明書そのものを復刻してくれたら完璧だった。
でもこれはこれでコンパクトで分かりやすいか。
・この復刻そのもの
ここ数年スイッチ時代になってから過去のゲーム復刻の流れが強くなってるから、その流れに載ってなのか意図してないかは分らんけど名作を掘り起こす行為そのものに感謝です。
特にGCのゲームは復刻まだまだ活発とは言えないから、実機でしかプレイできないものが多いのでサンシャインの復刻は大きな一歩です。
ちなみに64はDSでリメイクが、WiiとWiiUのVCが、ギャラクシーはWiiUのVCで一応ある。
3Dコレクションとしての難点
・ジョイコンだとスティックで狙いを付ける操作が少々難しくなってる
羽マリオとか大砲で狙い定める系とか細かい操作必要な部分は原作よりごくごくわずかに難易度が上昇してる。
本当にごくわずかだけど。
なおプロコンは試してないです。
・サントラがループ仕様にできない
人によっては気にする程度?私はそこまで気にしてない。
・ギャラクシー2が未収録
ここまで来たら入れてほしかったっっっっっ!!!!(本筋無関係)
今からでも有料アプデで入らんもんか。
3にかけてるって意味では丁度良かったのかもだけど・・・。
・期間限定販売なこと
こういう貴重な復刻ものこそ長期販売すべきだと思うんですけど!!!
予算とかの都合何だろうかよく分からん。
作品別の魅力とか
64の魅力
・箱庭ステージで攻略順も含めて自由度がシリーズ随一
マリオデも自由度高いけどあっちはストーリー上の絶対確保しなきゃなムーンとか1つの国である程度確保しないと先に進めないとか、制約もないではないのでやっぱ64が一番自由度高いかなと(補正もあるのは認める)。
・一部ステージではステージの流れでBGMがす~っっと移り変わっていく
シームレスにBGMが変わっていくって言いたい話。
これ進んだ新たなエリア着いた感じしていいよね演出としてもウォーターランド然り。
今作以降もこういう演出入るように。
・アクションの豊富さ
記憶が正しければ足払いとスライディングキックとハイハイとパンチとキックは今作だけじゃなかったかな。
パンチとキックは今だとCEROに引っかかりやすそう。
今ではお馴染み速さと滞空時間確保の走り幅跳びとか壁キックも今作から。
・ゲームテンポがさっくさく
クッキーみたいに気軽にできるなと。
苦戦するとこはとことん苦戦しますが・・・。
・ライフ制の導入によりダメージに余裕ができた
2Dマリオ全然プレイしてない身ですが、2Dマリオってライフ無いようなもんだから怖いイメージが無くはないです。
ライフがあると安心です(やられないとは言ってない)。
64の難点
・滑りやすい
おかげで足踏み外しやすいよ!!!
バッタンキングの砦とか何度もやって簡単で好きなんですが、逆に何度足を踏み外したか数知れず・・・。
どうしても落っこちちゃう人はハイハイを使うんだ!
・一部のスター入手のヒントが分りにくいorほぼない
一応看板にヒント書いてたりするけどそれでも分かりにくいよね。
特にシークレット系とか条件満たす系はね。
宝箱とか下手したら総当たりしなきゃだし、プレイ久しぶり&攻略本見ながらプレイした当時なんで思いっきり忘れてたし。
・壁キックのタイミングが分かりにくい
兄が大変苦戦してたのを見てた懐かしい幼少時のおもひで。
じゃなくて!実際今でこそタイミング分り切ってるつもりだけど慣れるまでは大変よ。
64DSのリメイク含めてサンシャインからは壁でずりずりしてる時ってわかりやすくなりました。
・カメラの仕様がちょっと不便
3D初期作品だし・・・。
久し振りにプレイするともっと傾けないの?とか思うこともしばしば。
サンシャインの魅力
・ポンプを使った水流や水の勢いを駆使したアクション
ポンプ駆使したアクションって マリオシリーズで見ても他にはないはずなんですよ、同じものは。
これ以降ジャンプの補助となるアクションが定番になった気がする。
ギャラクシーのスピンとか、マリオデの帽子投げとか。
・舞台となってるドルピック島の没入感や設定づくり
今思うとマリオデのそれぞれの国の観光マップとかの作りに繋がってる部分もあるんじゃないかなと。
それはともかくとして、他のステージからもタウンが見れたりして位置関係というか繋がりあるって分かるのいいよね。
任天堂の世界観作りの丁寧さが染みます。
・一部アクションの改良
先述もしたけど壁キックの目安として壁にずりずりするようになったり。
あと金網!金網アクションが早くなった!
64の時はかなりゆっくりだったのがほっほっほっってスピーディに動くようになって使用頻度も増えた。
マリオシリーズの金網アクションの完成形だったのかも。これ以降あんまり金網アクション出てなかった気がするので。
・シリーズ屈指の歯ごたえある難易度
秘密コース系のアスレチックステージで落っこちる回数は勲章です。キリッ
その他もボス戦とかも慣れると楽しい。
・アクションに慣れるとかなり自由に動ける
マリオシリーズ共通事項かもだけど。
スピンジャンプを自由な方向に出して壁キックやホバーと組み合わせて自由自在に動けるようになったらサンシャイン上級者名乗っていい。
・BGM
南国風のドルピックタウンの基礎メロディを筆頭にアレンジ随所にされてる。
ヨッシーにのるとパーカッションパートが追加されるのもお馴染み。
秘密コースの地上BGMアレンジも(何度でも落っこちるし)耳に残る。
・カメラ操作が3作の中では一番自由
64からの改良&ギャラクシーのような仕様による制限が無かったのが大きいと思われ。
・落下ダメージの軽減やコインが勝手に散らばりにくくなるなどの改良点も
64のように倒した敵のコインが勝手に落下する事案は無くなった。
出現時間が短いのもあるけど。
あとライフと水中用の酸素メーターと分けられたり。
サンシャインの難点
・ステージ数が減り攻略の自由度が減った
各ステージに関しては1 ステージが濃くなった部分もあるけど。24枚は青コインだし・・・。
ラストステージに行くための条件も含めて攻略の自由度減っちゃったからね。
・青コイン周りの不親切さ
この時代忘れると総当たりするしかなかったんですよ!!!
入手枚数は記録してくれるけど総枚数とか判断する手段ほぼ無いし。
ヒントは無いし、一度とったコイン確認する手段無かったし、特定の章でしか入手できないものとかもあるし。
ローカルコインはかなり親切になったなあとしみじみ。
何度でも言うけどビアンコヒルズの 6シャイン目の汚れた湖にわざわざ沈めてるやつとか分らんよ!ヒント無いではないけど気づかんわ!
・操作の慣性に慣れないと狙ったアクションが出しにくい
スピンジャンプの方向とかホバーの動きのクセっていうのかな?とにかくそんな感じのに慣れないと奈落によく落ちる。
逆にそこを乗り越えられれば!って部分ではある。
・ストーリー導入の理不尽さ
もう少し何とかならんかったのかな。
プレイヤー目線では冤罪なのに、序盤のタウン住民からの会話が辛辣よね・・・。
タウン出ればそこまでぶーちく言われないのが救いかな。
ギャラクシーの魅力
・スピン使ったアクションと重力使うしかけ
スピン使うアクションとか使って気持ちいいように感触とか調整されてる気がする。
水晶砕く感じとかあれ楽しいから。
スターリングから飛び出す時とかすんごくマリギャラしてるーーー!ッって感じ。
・オーケストラ使ったBGM
BGM無くしてマリギャラは語れないよ!
ただ壮大なだけじゃなくてかっこよい部分やマリオのいつものBGMがたまに挟まるのもいいアクセントだよ。かっこいいんだよ!
またゲームのプレイテンポにも合わさってるのがポイント。
個人的おススメはバトルロックです。
・神秘的でミステリアスな作風
ロゼッタ初登場作品でロゼッタのイメージも兼ねてるのだと思われ。
これも他のマリオ作品にはあまりないからレアよレア。
2は空気変えちゃっていつものマリオで安心って人も居るみたいだけど、ジングル含めて1の方が好みだったりします。
・直感的な操作の楽しさ
スピンは言わずもがなサーフィンとかもいいですよね。
キャプチャーの慣性分かるようになると幅が広がるイメージ。
・アシストプレイで3Dマリオシリーズ初2Pプレイ対応
何気に大きいところ。
完全一人用から、サポートプレイで参加できるように。
アクション苦手な人をサポートするとかいいよねーやる機会ほぼないけど(笑)
ギャラクシーの難点
・シリーズで一番酔いやすいかも
3D酔いとは無縁なんで推測ですが、丸い星ぐるぐる延々としてると酔いやすそうだなーとか勝手に思ってます。
・ カメラの不便さが3Dマリオ随一
重力テーマだったり小さい星ポンポン飛び移ったりするしでカメラ動かしたい人間なんでちょっと不便が。
しゃーなしですが。
・一部ムービー飛ばせない
まだまだそういうゲーム多かった時代ですが、飛ばせるのと飛ばせないの両方あったしね・・・。
その他変更点とか
・64は振動パック対応バージョン準拠
・サンシャインは北米版準拠
(両方とも聞きかじった程度だけど64は目立ったバグ無いし、サンシャインはフルーツの配置が増えてるなーって思ったからそうなんだろうなと)
・ ゲーム中で操作説明関連のメッセージがジョイコンやプロコン用のボタンに置き換えられてる
ヒップドロップ関連とかZボタン→ZLボタンとか。
ギャラクシーのスピン関連とかリモコン振る以外にもYボタンでも大丈夫!ってチコたちが散々言ってくれますし。お陰で地味にセリフが増えてる。
・セーブ時の文面変わった
サンシャインがね原作では「パワーボタン(とメモリーカードもだったけか)に触れないでください」って文面だったのが「本体の電源に触れないでください」に変わったよね。
ああGCじゃないんだもんなあとしみじみ。
まとめ 今の!うちに!買っとけ!!
最近のゲーム(特に利便性)に慣れ切ってると面食らう部分もあると思う。
特に64とサンシャインは。
でも歴代3Dマリオ三作詰め(どれも良作!)&サントラCD5~6枚分のボリュームものなのかなりお得だし、期間限定販売(しかもパッケDL版両方とも販売終了しちゃう)となる中で買わない理由はないと思うんですよね。
なので今プレイする余裕なくても少しでも興味があるなら確保しておきましょう。
入手困難になる前に!これ逃すと次いつになるか分らないし特にサントラァ!←そっち
資料的価値としても買い逃すのマジ勿体ないですって!